真如寺のホームページにようこそお越しくださいました。住職の村松憲道(むらまつ けんどう)と申します。真如寺と言うお寺は多くの末寺を要する本寺であると同時に、地域の人たちにとって大変親しみのあるお寺でした。昔は行事を行えば境内に沢山の人が集まり大変賑わったそうです。また普段は地域の子供たちの遊び場で、当時の子供たちの思い出の場所となっておりました。しかしおよそ四半世紀、寺院都合により、お寺自らその門を閉じておりました。三河地方でも有数の伽藍(本堂・客殿・境内)を持ちながらも、近年ではお墓参りの方の参拝にとどまるだけで、本来の開かれた寺院ではないと考えました。
そこで、私はもう一度以前の真如寺を、皆さまに親しみのあるお寺に復興し次世代に繋げていけるように、ひいてはそれが地域の活性化、真如寺にかかわるすべての人の幸せにつながるよう、活動を開始したところであります。その一環としてホームページなど時代にあった布教活動をしております。檀信徒の方々、これからご縁を結んで下さる方々多くの人に、お寺の思いを知っていただけたらと切に願っております。お寺は建物ではありません。葬儀や法事をするだけの場所でもありません。皆様が集まったところ、それがお寺となります。これからどんどん皆さまに楽しんで頂ける、勉強になる、体に良い、癒される、美味しいそんな行事を企画していきたいと思います。
真如寺は1000年間、仏様のご加護と檀信徒の皆様の思いによって支えられ今日まで存在しております。現在ある伽藍はその思いの結晶でございます。思いとはご先祖様、生きている私達、これから生まれてくる子供、孫、そして私に関係するすべての人たちが幸せでいて欲しい、そういった願いでございます。その思いは消えるはずがございません。その思いを次世代に繋げるため、又新しく縁を結んで下さる方は1000年続く伝統にその思いを託しお寺を一緒に盛り上げていきませんか。真如寺は皆様をお待ちしております。